コロナ禍でガラガラの石垣島へ19泊20日の一人旅 → ほぼ貸し切りの離島巡りもしてきましたよ!
こんにちは、家賃29,000円の部屋でnoteを書いている「しちゃうおじさん」です。
noteでは、noteの運用に関する記事を書いているので、それとはまったく関係のないプライバートな話はこっちに書いていきたいと思います。
実は「しちゃうおじさん」、極寒の京都に耐えきれずに2月13日から3月10日までの約1ヶ月間、コロナ禍でガラガラの沖縄に滞在しておりました。
2月13日から3月3日までは石垣島でまったりと、3月4日から3月10日までは那覇でのんびりと過ごしてきました。
「まったり」と「のんびり」の違いは、特にないです。
ANAマイルがいつの間にか12万マイル貯まっていたのですが、昨今のコロナ禍で気軽に海外に出かけていくことができなくなってしまったのもあり、(急遽の思いつきで)これまでに行ったことのなかった石垣島に行くことに決めました。
沖縄本島や宮古島、奄美大島や屋久島には滞在したことがあったのですが、意外にも石垣島には行ったことがなかったのです。
往復の航空券はこれまた知らない間に貯まっていたJALマイルを使い、石垣島で滞在するホテル系コンドミニアム(19泊分)の宿泊料金にANAマイルを使いました。
ですので、今回の旅ではほとんどお金がかかっていません。
「しちゃうおじさん」はガヤガヤした賑やかなところがあまり好きではないので、コロナ禍でガラガラの石垣島はとてもラッキーでしたね!
とある離島なんて、ほぼ貸し切り状態でしたよ。
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石垣島での旅日記
出発日の2/13(日)、いきなり往路の飛行機に乗り遅れそうになって焦りました。
京都駅から関西国際空港まで乗換なしの「JR関空特急はるか」に乗る予定でホームまで行ったのですが、どうやらコロナ禍で全便運休になっているようでした。
ちゃんと調べないで発車ホームまで行ってしまったのも悪いのですが、自動券売機で「特急はるか」の切符が買えちゃうトラップはやめて欲しいです...。
結局は、在来線を普通切符で関西国際空港まで乗り継いで間に合ったのですが、久しぶりに周囲の目も気にせずにスーツケース片手に猛烈ダッシュをしましたよ。
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「しちゃうおじさん」は一人旅を好むのですが、こだわりが2つあります。
・どんなに長期滞在であっても、手荷物は機内持ち込み可能サイズまで。
・旅の予定はざっくりと。
こだわりをまとめると、「とにかく荷物を少なく、旅のプランは気の向くままに」です。これは普段からですが、お財布すら持ってませんからね。
そもそも昔から「観光旅行」というのにほとんど興味がなくて、「まだ見ぬ土地で生活体験をしてみたい」という感じで旅をしているのです。
さて、石垣島空港に到着してビックリしたのが、京都では真冬だったのに石垣島は夏だったことです。なんと、半袖短パンで大丈夫な気候でした。
これまたちゃんと調べてこなかったのが悪いのですが、「ヒートテック&タートルネック&ダウンジャケット」で空港に到着したもんだから、もう暑くて暑くてたまりません。
チェックインまで2時間ほどあったので、空港でソーキそばを食べて時間を潰していたのですが、汗が止まらなくなってその場で着替えをしてしまいました。
この時点で、石垣島に持ってくる服を完全に間違えていることに気がつきました。真冬でも滞在中にときどき冷房か除湿が必要なくらいの気候なんですから。
ということで初日からゴタゴタしましたが、石垣島19泊20日の滞在スタートです!
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梅雨みたいに天気が悪い
はじめて真冬の沖縄に来たのですが、気温的にはこの時期が最高だと思いました。
沖縄本島には過去に何度か旅をしていたり、ノマド生活中に3ヶ月半ほど住んでいたこともあるのですが、春に来ても、夏に来ても、秋に来ても、暑過ぎて汗が止まりません。
ところが、今回はじめて2月中旬の真冬に訪れた石垣島では、汗が吹き出てくることもないし、肌に触れる海風がとても気持ち良くて毎日の散歩がはかどりました。
そのかわり、曇や小雨の天気が多くて太陽が出てこない日が続いていました。
「しちゃうおじさん」は観光旅行に来たわけではないので、散歩がてらに農協とかで普段あまり食べたことのない珍しい食材を買って調子して食べたり、部屋にこもってnoteを書いたりして、いつもの生活と変わらない感じで過ごしていました。
石垣島だとユーグレナモールが観光のメインストリートだと思うのですが、いつ通ってみても観光客が誰一人いないような感じで“ガラ~ン”としていました。
ただ、3月に入ってからは卒業旅行っぽい小グループの観光客が増えてきて、街中が少し賑やかな感じになってきていましたよ!
「しちゃうおじさん」が石垣島滞在中に晴れたのは、2月15日・25日・26日・28日・3月1日のたった5日間のみでしたので、この時期の石垣島に来て「晴れ」だった人は運が良いですね。
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石垣島一周(2/15)
せっかくですので『インスタに投稿するかも?』と撮影した写真を貼っておきます。写真は「iPhone SE2」で撮影していて、加工はしていないです。
まずは、滞在中前半で唯一晴れた2/15(火)に一周してきた石垣島本島の写真+αです。営業開始時間と同時にレンタカーを借りて、反時計回りでぐるっと一周してきましたよ!
コロナ禍のため観光客は少なかったですが、どこに行っても観光客いましたよ。
最後の写真はおまけで、千葉ロッテマリーンズがキャンプをやってました。
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離島巡りスタート!
石垣島滞在の残り1週間になって、やっと「晴れ」が続く天気予報となりました。
そこで、2/25(金)にH.I.Sが販売している「かりゆし周遊券【4日間】」を買いました。
この「かりゆし周遊券」というのは、八重山観光のフェリーで「竹富島・小浜島・黒島・西表島・鳩間島」の最大5島へ行くことが可能なフリーパスのことです。
【3日間】と【4日間】の2種類があって、注意したいのは「連続した3日間又は4日間が条件」となっています。ですので、「晴れ」が続く天気予報を確認してから購入しました!
この「かりゆし周遊券」はめちゃお得で、「しちゃうおじさん」は欲張って4日間で5島全てを周遊してきたのですが、普通にこの5島を往復運賃で計算すると合計16,260円になるのですが、「かりゆし周遊券【4日間】」の料金は5,900円でした。
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ちなみに「かりゆし周遊券」の使い方はとってもカンタン!船乗り場に直接行って乗船口の係員さんにチラ見せするだけ!いちいちカウンター窓口に行く手間も省けて時短&ノンストレス!
一応書いておきますが「かりゆし周遊券」の営業をしているわけではないです。
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西表島一周(2/26)
西表島には南口の大原港と北口の上原港があって、大原港はガラガラで上原港はコミコミです。
「しちゃうおじさん」は南から北へ向かって西まで行きたかったので、人気のない大原港周辺でレンタカーを借りました。
朝が苦手なのですが、07:10の最初の便で西表島に向かいましたよ!
以下の写真は、早朝のユーグレナ石垣港離島ターミナル周辺です。
それでは、西表島で撮影した写真を貼っておきますね。
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西表島で印象に残っているのは、白浜から船浮海運のフェリーに乗って陸の孤島と呼ばれている船浮集落に行ったことですね。
白浜も船浮ものんびりしていて海がとても綺麗で癒やされました。
船浮集落からは、ちょっとした山道みたいなところを10分くらいかけて歩いていくと「イダの浜」に辿り着けます。
このイダの浜からは「外離島」と「内離島」が見えるのですが、「外離島」は“全裸おじさん”で有名な長崎さんが住んでいたことのある無人島で、「内離島」は“不食”で有名な山田さんが住んでいたことのある無人島です。
なので、イダの浜にあった流木に腰掛けて「外離島」と「内離島」を眺めながら『あ~、こんな感じの気候だったら真冬でも確かに全裸で大丈夫そうだ』などと思いにふけていました。
こういうのってテレビで見ても本で読んでもピンときませんが、実際に体験してみると理解が深まるものですよね。
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黒島一周(2/27)
「かりゆし周遊券【4日間】」の2日目は、黒島へ。
この日は残念ながら「曇り」でしたので、あんまり期待をしていなかった黒島に行くことにしました。
黒島港ターミナル近くでレンタル自転車を借りて、島内を一周してきました。
「黒島≒牛」って感じなのですが、黒島研究所という小さな水族館兼博物館があって、珍しい生き物とか小型のサメとか大小のウミガメとか意外と楽しめました。
残念ながら曇りだったので写真の雰囲気が暗いですが、晴れだったらもっと爽快な気分で島内を回れたと思います。
4時間くらいかけて一周しましたが、観光客は数組しか見かけませんでした。
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東筋集落のところかしこの電柱に、地元の小学生が書いた「将来の夢」みたいな立て看板があって興味深かったのですが、こんな離島でも「ユーチューバーになりたい!」的な立て看板がいつくかあって、『時代がすっかり変わったなぁ~』と感心してしまいました。
以下の写真は、黒島から帰宅した際に滞在しているコンドミニアムのバルコニーから撮影した写真です。美しいでしょ?
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竹富島・小浜島半周(2/28)
なんか以前は、離島から離島へのフェリーがあった気がするのですが、現在はコロナ禍のためか一旦石垣島まで必ず戻らないといけません。
ですので、石垣島→竹富島→石垣島→小浜島→石垣島の大変に非効率的なアイランドホッピングとなっています。
この3日目にして気がついたのですが、人気のある竹富島と小浜島へのフェリーは大きくて豪華で座席も快適です。
反対に、それ以外の離島へのフェリーは人気がないためか小さくてちゃちくて座席もしょぼいです。
コロナ禍とは言え、竹富島へのフェリーは混み混みで観光客がたくさんいました。
小浜島も『結構人いるな~』と思っていたら、ほとんどが「はいむるぶし」というリゾートホテルの宿泊客でした。
まずは、竹富島の写真です。徒歩で半周しています。
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竹富島の印象としては、「ちょっと綺麗過ぎない?」って感じですね。
「しちゃうおじさん」は観光視点ではなく生活視点で旅をしているので、自分が生活したときのイメージが沸かないと魅力を感じないのです。
集落の細い路地にまで観光客が徒歩なり自転車なりで往来しているので、住民の方は落ち着いて生活できないような気がしました。
次には、小浜島の写真です。こちらも徒歩で半周しています。
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小浜島は半周というよりは「リゾナーレ小浜島(星野リゾート)」や「はいむるびし」方面の東側を除いて、ほぼ一周しています。
小浜島はちょっとリゾート地っぽい雰囲気がありますね。
フェリー乗船客のほぼ全員が「はいむるぶし」の送迎バス乗り場へ向かっていって、「しちゃうおじさん」ひとりだけがあてもなく島内をぶらぶらと歩いていたのですが、まぁガラガラでした。
ちなみに竹富島へは、石垣島滞在最終日の3/3(木)にも足を運んでいます。
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鳩間島一周(3/1)
もともと行く予定はなかったのですが、3日目に竹富島と小浜島の2島を回ってしまうことで、最終日に鳩間島へ行くことにしました。
ただ、最後の最後まで迷ったのが、鳩間島へのフェリーが行きも帰りも1本しかなかったことです。行きは石垣島08:30出港、帰りは鳩間島16:05出港のみです。
地図を見る限り鳩間島はちっちゃい島ですので、島に着いてからの約7時間は「流石に暇過ぎないか?」と思ったものです。
ところがです!
実際に行ってみたら鳩間島がダントツ素敵な島で、徒歩で島内を約2周してしまった後は、公民館前の大きな木の木陰でキモチよ~く昼寝までしてしまいました。
運良く快晴だったのもあって、約7時間が本当にアッという間に過ぎてしまったのです。写真もたくさん撮りましたのでどうぞ!
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鳩間島は往復料金が高いのもあって人気がないのか、「しちゃうおじさん」の他に一人旅の女性がいただけで、観光客は2名だけのほぼ貸し切り状態でした。
ちなみに、集落にはスーパーとかなくて自動販売機も写真に撮った1台しかありません(※アルコールの自販機も近くにあったのですが停止中でした)。
また、集落の外れにとっても素敵な小学校があったのですが、地元の方の話によると鳩間島の子供たちはひとりも通っていなくて、他の離島や石垣島などから様々な事情があって地元の小学校に通えなくなった子供たちが、この小学校横の宿舎に寝泊まりしながら通っているそうです。
つまり、そういった子供たちの受け皿として地元の方が協力して面倒をみている感じです。これも素敵なことですよね。
この日はまるで真夏のような気候だったので、すっかり日焼けをしてしまって那覇に滞在中に顔や手足の皮がむけてしまうほどでしたよ!
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離島巡りのまとめ
今回「かりゆし周遊券【4日間】」を使って、石垣島から近隣の離島を巡りましたが、コロナ禍のためか「お食事処」がほとんど休業していました。
島によって小さな個人商店が1軒か2軒営業している程度なので、「しちゃうおじさん」は石垣島でクッキーを買っていき小腹が空いたときにもぐもぐしてました。
離島ではゴミを捨てることもできないので、お弁当とかを買ってしまうとゴミをずっと持ち歩かないといけません。
不思議なことに何時間も歩き回っていても、あんまりお腹が空かなかったです。それだけ離島巡りが充実していたのかも知れません。
もし次回、石垣島に来ることがあったら、「かりゆし周遊券」では行くことのできなかった波照間島と与那国島に訪問してみたいと思います!
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沖縄本島(3/4~3/10)
もともとは沖縄本島へ立ち寄る予定はなかったのですが、コロナの影響で3/4(金)の「石垣島→関西国際空港」の直行便が欠航となり、その代替便が那覇経由となりました。
そこで、『どうせ那覇に寄るのなら少し滞在してもいいかな?』と思ったので、6日ほど滞在することに決めました。
とは言っても、那覇には住んでいたこともあったり、去年も「Go To トラベル」を利用して半月ほど本島で過ごしていたので、特にやるようなこともありません。
ですので、散歩をしたりnoteを書いたりで、いつもと変わらない生活を過ごしていました。
というか、石垣島から那覇に来ると那覇がめちゃくちゃ都会だと実感しますね。とにかく、車が多いしスピードが早いのです!
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さて、ネットを活用して収入を得られるようになると、ノートPCとネット環境があればどこでも仕事ができるので、こういった自由気ままな生活が可能になります。
一昔前は発展途上国などでネットが繋がらないということもありましたが、昨今ではだいたいどこでもWiFiが繋がるので心配しなくても大丈夫です。
こんなノマド生活に憧れている人は、「しちゃうおじさん」のnoteは要チェックですよ!
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沖縄25泊26日のまとめ
最後に、コロナ禍の沖縄一人旅(25泊26日)のまとめです。
・石垣島は、真冬の避寒地としてオススメ。
・沖縄そばは暑いと食べたくならないけど、冬は食べたくなるしおいしい。
・なんと、今回の旅では沖縄そばを8杯も食べてしまった。
・それはそうとコンビニがファミマしかないのは辛い。セブンが恋しい。
・石垣島と沖縄本島では、だいぶ気温が違う。車のスピードも違う。
・流石に沖縄本島は、本当に飽きてしまった。
・結論:冬だけ石垣島に引っ越しをしたい。
ちなみに「しちゃうおじさん」が旅先の滞在先を探すときに良く使うサイトですが、ホテルを探すときは「一休.com」で、アパートメントを探すときは「Booking.com」が多いです。
「一休.com」はハズレの物件が除外されているところが好きです。「じゃらん」や「楽天トラベル」はなんでもかんでも掲載されているので使う気になれません。
アパートメントの意味が不明の方もいるかと思うので補足をしておくと、アパートメントとは昔でいうところのウィークリーマンション的な感じです。
最近の言葉だったら「民泊」と言っても良いかも知れません。
「しちゃうおじさん」は、基本的に長期滞在で生活体験をしたい場合は、ホテルではなくアパートメント(民泊)を選択します。
ホテルだと窓が小さくて薄暗かったり、そもそも窓が開かなかったりする物件も多いですが、アパートメントでバルコニー付きの物件を選択すれば、陽当たりも風通しも良い物件を割安で借りることができます。
今回の那覇での滞在先も、「Booking.com」で検索して一番安かったアパートメント(民泊)にしています。
アパートメントが普及する前は、主にウィークリーマンションを借りていたわけですが、これがいちいち事務所で説明を受けて契約書を締結する必要があってとてつもなく面倒くさいのです。
アパートメントであれば、ネット予約してクレジットカード自動決済で現地でも誰にも会わずに鍵の管理だけして入退出すれば良いので、ホント便利な世の中になりましたね!
さて、ここを読まれている皆様も、このコロナ禍こそお得で気ままな旅をしてみてはいかがですか?
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